11963

横尾忠則日記 一米七〇糎のブルース


横尾忠則
新書館     19691215 初版     ¥1,200
横尾忠則は、ヒーローだ。

木村さんならずとも、精神世界への旅を乗り越えて今に至っている
その感性や才能には羨ましさを禁じ得ない。

この作品は横尾さんの処女文集なのだ。寺山修司の「書を捨てよ、
町へ出よう」とも共通する、ポップだった時代の横尾デザイン。

1962/10/25から1969/11/05までの日記/エッセイ群は、60年代
のクロニクルといってもいいでしょう。横尾さんのアートの原点がここ
にあります(じつは今もあんまり変わってないように思うけど)。

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