2004/08/18 20:17 Y to K

Kさん

こんにちは。

盆休み、前半は蒜山小旅行、後半は普段と同じ、買い物、犬の遠出散歩、ビデオ三昧などで過ごしました。
やはり連日連夜のビール(蒜山では生、桃谷では発泡酒)でした。

妄想再開します。


灯りについて。
灯りがむずかしいなと思うのは、たとえば「6帖の広さ」とか「目線の高さ」みたいな物差しがないことですね。
1000ルクスとか3000ルーメンなんてなんのこっちゃわかりませんし、「60ワットの明るさ」を具体的に把握するのもむずかしい。
自然と「明るい」とか「暗い」という言葉を使うことになりますから、正確な意思の疎通ができないわけです。ま、そんなに正確である必要はないんでしょう けど。
おもしろい(こともないけど)のは「暗い」は「よくない」と親和しがちなんですよねえ。たしかに「暗い家」なんて誰も欲しがらないのはよくわかります。
でもぼくは家は暗い方がいいと思っています。
もっともこれは灯りの話ですから、正確には日が暮れたら暗い(昏い)ってことですけど。

昼間は自然光で明るく、夜は照明抑えて暗め、を目指したいです。

それとこれは昼夜問わずのことですが、家中が均一な明るさを持つのではなく、明るいところと暗いところをつくりたい。昼間でもちょっとは薄暗いところ (ただし電灯は不要)があっていい。
夕刻のみ出現する薄闇も欲しい。ここまでは窓の仕事です。そして夜には明暗が昼のそれとはがらっと変わって現れる。
これが電灯つまり灯りの役目ということですね。

照明器具に限らず、天井には何もつけたくねぇな、というのがあります。
天井ってとかくモノがくっつくのが当たり前みたいですけど、逆に何もないと実に気持ちいい。
ならば照明器具はどうするのかというと、まあ壁につけるってことになりますか。
その他は家具としてのスタンドや行燈ですね。
天井全体がぼおっと光る、というのはいいですね。
これはつくりこむよりは、器具を使ってこの感じを出す方がいいんじゃないかと思います。
いずれにせよ、全体照明と個別目的照明つまりタスク&アンビエントがベースです。

天井についていい唯一の照明器具はペンダントですね。
キッチンテーブルのうえにはペンダントをつけることが多いですし、高い天井から長いコードで頭に当たりそうな位置までぶら下がっているのもかっこいいもんです。

灯りについて注意したいのは、やはりキメないということ。
灯りもまたイナタイことが肝要です。

もうひとつ大事なこと。
それは照明器具は金物と同じくgadgetだということです。
かっこいいのを選びたいですね。基本的にはソケット(レセップ)と電球ですけどね、ぼくの場合は。


今度わが家においでいただいたときに、照明の感じをご覧いただきたいと思います。

ではまた。


Y 


PS
前回「ミーティング」でごちそうになった、水菜松の実豆腐サラダ。
さっそくコピーさせていただきました。